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2008年3月から趣味で始めたラジコンヘリ&飛行機の練習記録でしたが、
最近は視力が悪くなってあまり飛ばしていません(泣)
ドローン空撮や電動自転車でのサイクリングが多くなっています。
ご意見、ご感想をお待ちしてます♪
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空に夢中(ラジコン、ドローン、電動自転車など)
![]() 土曜日のサイクリング動画(行程40Km)です。 曇り空の下、掛塚灯台を目指しました。 ついつい、予定していなかった鮫島海岸まで足を延ばしたのですが、それが大失敗! 到着寸前に、パラパラと雨が降って来ました(><) 毎回、必ず何かある、うちのサイクリングですww |
https://youtu.be/Fx_kqeHSNCI
9月8日、2年に一度の女子だけの大会、「浜名湖なでしこカップ2018」が開催されました。 当日は、秋雨前線の影響もあり降水確率は80%(><) 誰もが大会キャンセルか?と思いきや、なんと、奇跡的に浜名湖エリアの上空だけは晴れました!w 浜名湖からのブローが届くのが遅れた分だけゲートオープンは午後になってしまいましたが、第1、第2テイクオフ共に全員がテイクオフできました。 僕は前々回、前回と同様に、ドローンでの空撮スタッフとして参加しました。 いつものことですが、滑空機が飛び交う空域の中をドローンが飛行することはかなりのリスクがあります。 ターゲットのグライダーだけでなく、常に周囲の状況を確認しながらのFPV&目視飛行になります。 モニター画面のターゲットや助手(妻)からの、刻々と変化する様々な情報を瞬時に判断して、絶対安全距離を確保しなければいけません。 操縦をミスすることはあり得ませんが、一番怖いのは判断ミスです。 平静を装っていても、終始、超緊張の中での空撮でしたw 今回、一度はチャレンジしてみたかった、第1テイクオフ上空の「ガーグルへの接近」をトライしました。 複数機が飛び交う第1テイクオフ上空へは、グライダーとの衝突を考えたら、行くだけでも相当なプレッシャーですw 最悪の場合は緊急モーター停止を発動して自機ドローンを落とす覚悟でしたが、何とか無事に撮影することができました♪ 撮った本人が言うのも何ですが、浜名湖をバックに何機ものグライダーがセンターリングする光景は圧巻です! フライト後のパーティには、三ヶ日町観光協会会長の「中村健二氏」をはじめ、パラグライダー界のレジェンド「岡良樹氏」、 先日のアジア大会でのメダリスト「山下敦子選手」、浜松のゆるキャラ「家康くん&直虎ちゃん」も出席して頂きました。 実際に手にした金メダルは、ずっしりと重かったです! これまで6年間に渡り3回開催された「浜名湖なでしこカップ」は、驚異の100%成立です。 |
スクール卒業生から質問があったのでww
「ドローンでの空撮はほとんどがFPV飛行(モニターを見て操縦すること)なのに、どうして目視操縦による横向きや対面操縦の練習が必要なのか?」 確かに、近年の高性能機体でFPV飛行するのであれば、前しか見ていない(見えない)ので横向きや対面での操縦をすることはありません。 いざとなったらスティックをニュートラルにすればピタッとその場で止まってホバリングをしてくれるので、慌てなければ障害物にぶつけることもありません。 でも、ドローンレーサーでもない限り、一般的な空撮用ドローンであれば離着陸は必ず目視での操縦になります。 障害物がない上空の前進飛行ならFPVだけで済みますが、離着陸がある限り目視操縦は必須です。 一見広いグランドでさえも、スパイラルや斜め侵入を使った「安全で効率的な着陸」をしようとすると、空域は意外と狭いものです。 特に、実際の撮影現場では開けた空間がある方が珍しく、離着陸場所の周囲には障害物だらけの場合が多いです。 離着陸に限らず周囲に障害物がある中での撮影になると、そのほとんどが目視飛行になります。 いくら性能が良い機体でも、GPSの受信が不安定な場合などは、常に機体の位置を補正するスティック操作が必要です。 目視操縦が充分にできないパイロットは、スティックを1軸のみ、または、せいぜい2軸の混合舵しか打てません。 単に開けた上空からの俯瞰撮影でも、横向きや対面の操縦が自在にできない人が撮影した映像は実につまらないものです。 まっすぐ前進して、真横に移動して・・・と、結局、動きの種類が限定されてしまうからです。 機体を正確に操縦するためには、パイロットと機体(カメラ)が一体とならなければなりません。 人が普通に歩いていて障害物を避ける時にどうしていますか? 一旦立ち止まってから考えて、真横に動いて避ける、なんてことはしないはずです。 無意識のうちに瞬時に判断して、障害物を避ける分だけ斜めに足を出し、何事もなかったかの様に徒歩を続けるはずです。 ドローンの操縦も同じです。 機体とパイロットの脳と指が一体となっていなければ、スムーズに障害物を避けることはできません。 少し動いて考えて、また少し動いて、なんて操縦していたら「切れ目のない流れる様な撮影」はできないでしょう。 つまり、目視飛行での自在な操縦スキルは、FPVで前だけしか見ていない操縦においても重要なスキルとなるのです。 そして何よりも、目視飛行での操縦スキルを極めることによって、飛行している機体周りの「空間認識能力」が高まります。 空間認識能力が低いと、前進飛行中に通り過ぎて一瞬見えなくなったターゲットや障害物の位置が正確に認識できず、その後のセンターリング、サイドスリップへの移行がうまくできません。 FPVで前だけ見ている飛行においても、対面操縦等が自在にできるパイロットとできないパイロットでは、その動き方に大きな差が生まれます。 ただ俯瞰写真を撮るだけの飛行であっても、画角を決めるまでに無駄な動きをしていれば、おのずと飛行時間が長くなります。 飛行時間が長くなればなるほど、当然、落ちるリスクも高くなります。 どこかの巨匠が「1回5分以内で撮る!」とか言ってましたよね。 さすがに5分以内は大袈裟ですが、確率論からすれば、同じ内容の撮影をするのなら飛行時間はできるだけ短い方が良いのは道理です。 ビルなどの建物をターゲットに撮影する場合、まず初心者は、 1)離陸してからスロットル操作である程度の高度まで上昇。 2)エレベーターとエルロン操作で建物が視野に入るまで少しずつ移動。 3)ラダー操作で機体をパンして建物を視野の中に入れる。 4)カメラのチルト操作で画角を決定。 となります。 一方、空間認識能力が高い上級者になれば機体の位置とターゲットの位置からおおよそのカメラ視野が想像できるので、離陸後のホバリング状態から画角決めまでの一連の操作をすべて同時に行ないます。 1)スロットル、エレベーター、エルロン、ラダー、チルトの5軸を同時操作し、機体の向きを変えながら上昇してターゲットが視野に入る高度、位置まで移動します。 2)最終的に、ラダー、チルト操作で画角を微調整。 と、一瞬で完了してしまいます。 撮影後の帰還でも同様に最短のルートを辿りますが、目視操縦のスキルが高ければ、風の影響や無風時の自機のダウンウォッシュ回避等、安全で効率的なルートを自由に選択することができます。 昔、ラジコン空撮機(ヘリ、グライダー等を含む)がジンバルを持たず、しかもFPVすらなかった時代には、機体を降ろしてから録画データを見るまで何が撮れているかすら分かりませんでした。 パイロットは持てる空間認識能力を駆使し、機体を自在にコントロールして撮影するしかありませんでした。 現在でもドリフトカーなどの高速移動体を空撮する場合は、高速&低空でバック飛行するためモニターを見ながらのFPV操縦は不可能です。 昔と同じ様に、空間認識能力と目視操縦のスキルがすべてになります。 アプリを使った高度な自動飛行をする場合でも、目視操縦のスキルがなければ必ず衝突や墜落事故を起こします。 そもそも、アプリによるほとんどの自動飛行パターンは、操縦スキルがあるパイロットからすれば自分でやった方が手っ取り早くて安全ですよね。 高性能ドローンを購入して空撮を始めた初心者パイロットは、まず目視飛行による操縦スキルを磨きましょう。 ちなみに、操縦のスキルで「最低限必要なレベル」とは・・・ラダー操作でピルエット(パン)しながらエレベーターとエルロンを使った直線移動だと考えています。 最近のドローンは高度を一定に維持してくれるので、ホリゾンタルな操縦(水平移動)はそれほど難しくはないはずです。 正確にまっすぐ移動する必要はありませんが、少なくともパイロットと機体が一体となり、瞬間的に親指が動くようでなければなりません。 さらにその上は、ホリゾンタル・ピルエット・サークル(高度一定の水平面の移動)ができて中級者。 バーチカル・ピルエット・サークル(スロットル操作を同調させた垂直面の移動)ができれば上級者です。 (競技ではないので、フラッグやコーンの真上を正確に移動する必要はありませんw) |
スクール卒業生から質問があったので、公開で回答します。
最近、巷では「スティックの動かし方」が少しだけ話題になっていますね。 今回はドローンの世界での話ですが、昔、シングルヘリの3D、F3C、飛行機のF3Aの世界でも話題になったことがあります。 スティックの動かし方とは、両親指でスティックの先端を押える方法と、少し長めのスティックを親指と人差し指でつまむ方法の2種類についてです。 通常、親指を立てて押えるスタイルには従来のストラップ式プロポ(送信機)を、つまむスタイルにはオンボード式プロポを使います。 スティックモード(mode-1やmode-2)と同様に、繰り返し話題になることなのですが、結論から言えば「どっちでもイイ」話ですww 競技飛行を例にすれば、世界のトップフライヤーにはどちらのタイプも存在するし、人間工学的に考えてもそれぞれに一長一短があります。 従って、どの方法が有利とか不利とかを考えている暇があったら、そんなことよりも最初にやり始めた方法でひたすら練習した方が良いということです。 ただ、ひとつだけ注意すべきことがあります。 DJIをはじめとしたドローンメーカーのプロポ(送信機)は、そのほとんどがストラップ式を採用しています。 プロポの形状やSWのレイアウトからすれば、設計段階から、スティック先端を親指で押えて操縦するスタイルが最適な様に作られているわけです。 これらのストラップ式プロポを使って「親指と人差し指でつまむ方法」で操縦しようとすれば、プロポを乗せるためのボードや長いスティックが必要になりますが、 それらの追加装備をして無理やりオンボード式に変えたとしても、基本レイアウトがストラップ式であるため、SW類、特にチルトダイヤル等の操作には難があります。 どうしてもつまむ方式で操縦したいのであれば、専用のオンボード式プロポを準備しないと良くないでしょう。 さらに、ストラップ式プロポに追加装備して無理やりオンボード式にした場合、当然ですが、装備全体が煩雑になります。 ドローンで仕事をする場合には「墜落事故を起こさないための考え方」として、離陸までの準備作業をいかにシンプルにするかが重要です。 装備や部品点数が増えれば、離陸までの点検項目も増えます。 点検項目が増えれば、見落としやミスの可能性も増えます。 何度も言っていることですが、スティックの動かし方もスティックモードも、変えたからと言って上手くなるわけではないし、今までの方法のどこかに不利な要素があるわけではありません。 たまたま最初に教えられた「スティックを押えるやり方」&「スティックmode-1」でなかなか上手くならないのなら、それは単に練習量が足りないか操縦姿勢が根本的に悪いからです。 日本のトップフライヤーである伊藤選手も音田選手も、ストラップ式プロポ&mode-1であることをもう一度考えてみて下さい。 初心者や中級者は、どうでも良いことに拘るよりも、もっと基本的なことをしっかりと学んで実践しましょう。 ネックストラップを使っていない人は論外ですが、ストラップの長さやスティックを押える親指の場所と角度、チルトダイヤルの動かし方等々の基本に目を向けることの方がはるかに重要なはずです。 上級者のパイロットは、好き勝手にやって下さいww |
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