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2008年3月から趣味で始めたラジコンヘリ&飛行機の練習記録でしたが、
最近は視力が悪くなってあまり飛ばしていません(泣)
ドローン空撮や電動自転車でのサイクリングが多くなっています。
また、36年ぶりにバイクに乗り始めました。スクーターだけど(><)
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空に夢中(ラジコン、ドローン、電動自転車など)
SD3の良いところ:
1) 3軸ジンバル 2) 4K30FPS(H.264 60Mbps) 3) 最大速度72km/h、飛行時間18分(実測値) 4) 水上離着陸可能(完全防水&水に浮く) 5) 転覆しても自動復帰できる 6) ペイロード1kg 市販されている防水ドローンの中では、かなり良く出来ている方だと思います。 着水できるドローンは数少なく、さらに、転覆時の復帰機能があるのはSD3だけです。 カメラ性能がP4P並だったら、言うことないんだけどw (SD3のカメラ性能はP3P並です) SD3程度の性能なら、製作するのはそれほど難しくはありません。 なぜ国産品が出て来ないのか不思議です。 https://youtu.be/siSlvw3BIvo |
(以下、個人的な経験と推測による考察です)
ドローンやラジコンが「墜落→発火→火災」となるのは、ほとんどがパッケージLiPo(俗に言う裸LiPo)だと思っています。 ただ、墜落や衝突による衝撃で、LiPoそのものがダメージを受けて発火することは極々稀なことです。 発火の多くは、プロペラが障害物と接触して強制的にロックし、アンプ(ESC)がオーバーロード状態になった場合に起こります。 アンプがオーバーロード状態になると、基盤や配線が溶解して短絡(ショート)し、結果的にLiPoも短絡して即時発火します。 運良く、LiPoとアンプの動力配線が短絡する前に溶解切断された場合は、アンプのみが焼損します。 国内では過去に数件の火災事故が報告されていますが、それらの発生状況からすると上記のパターンに該当することが推測されます。 アンプの仕様選択ミス(耐電流オーバー等)や、モーターの劣化や破損による強制ロックは論外です。 さらに、セルバランスが大きく崩れたLiPoを使用した場合など、セル単体の過放電による損傷も論外です。 DJIのドローンでは「インテリジェントバッテリー」が採用されています。 インテリジェントバッテリーの主なメリットは、充電時にバッテリー内部でセルバランスを制御していることです。 また放電時(使用時)には各セルの電圧情報を機体のFC(フライトコントローラ)に送り、テレメトリー情報として操縦アプリ(GO4)が管理しています。 つまり、インテリジェントバッテリーは充電や通常飛行の際に最大の真価を発揮する訳で、トラブル時の発火に対してはほぼ無防備であると言えます。 ただし、ドローンの場合、RCヘリやRC飛行機に比べて通常飛行中の電流値が小さいため、インテリジェントバッテリーの端子や基盤の構成は弱電仕様の設計となっています。 従って、上記の様なプロペラやモーターの強制ロック状態になったとしても、ほとんどの場合はLiPoそのものが短絡する前に端子や基盤が焼損してしまいます。 さらに、DJIのFCではプロペラやモーターに通常飛行では考えられない様な負荷が掛かった場合(アンプに許容値を超える電流が流れた場合)、即時電源OFFとなる様に設計されています。 そして、良くも悪くも、DJIのドローンは墜落や衝突による衝撃があった場合、バッテリーは簡単に脱落してしまいます。 また、たとえロストしたとしても、ドローンが自動で正常に着陸できた際には、LiPoが過放電になる前に自動的に電源OFFとなります。 以上の理由から、DJIのドローンでは、墜落や衝突、ロストしても火災事故となることはほとんどないものと考えられます。 トイドローンは、ほとんどが単セルのパッケージLiPoを使用していますが、飛行時の電圧、電流値が小さいことから配線や基盤が貧弱であり、墜落等でアンプが過負荷状態になっても、LiPoが発火する前に回路が焼損し遮断されます。 近年、国内では累計数千機にもなるドローンが遺失されていますが、使用されているドローンの多くはDJI社製の空撮ドローンやトイドローンだと思われます。 従って、遺失台数の割りに、火災事故にまで至る状況にはなっていないのでしょう。 火災となる可能性が高いのは、RCヘリやRC飛行機、レーサードローンを含めた自作機だと思っています。 多セルのパッケージLiPoを使用しているため、過負荷時のカットOFF機能がないアンプの場合は、運が悪いと発火&火災のリスクが大きくなります。 レーサータイプのフレーム機では、墜落時にはほとんどの場合LiPoが脱落してしまいますが、必要以上にガチガチに固定していると危険な場合があります。 最近のレーサードローンは、機体やメカのパッケージ販売により購入から組立が容易になったことから、ラジコン未経験の初心者も多くなりました。 RCヘリやRC飛行機は、一般的にラジコンクラブの管理下で飛ばすことが多いのですが、レーサードローンは単独でゲリラ的に飛ばしているのをよく見掛けます。 RCヘリやRC飛行機、GPSを搭載していないレーサードローンは、比較的狭い範囲で飛行させることが多いです。 この場合、墜落しても初期消火の準備さえしていれば、大火災になるリスクを下げることができます。 パッケージLiPoを使用した自作ドローンを飛ばす場合は、必ず消火器を携帯する様にしましょう。 注意すべきことは、消火器は車の中にあっても意味がないということです。 機体を墜落させた場合、操縦者はすぐに駆け付けようとするからです。 消火器は必ず操縦している場所に置き、もし操縦者が持たずに駆け付けた場合は、すぐに助手がサポートしなければいけません。 助手なしでゴーグル等を用いた目視外飛行をすることは、法的にもまったくの論外です。 RCヘリやRC飛行機を飛ばしているラジコンクラブでは、消火器の携帯が必須となっています。 シングルヘリや飛行機では、その飛行形態からLiPoはガチガチ固定され、過負荷時のカットOFF機能がないアンプを使用している場合が多く、動力回路に何らかのトラブルがあれば即火災となるリスクがあるからです。 従って、ほとんどのクラブでは、狭い範囲の目視飛行であっても、助手を配置しない単独飛行は禁止されています。 我がラジコンクラブでは、各人の消火器携帯はもちろんですが、常時、操縦場所のすぐ脇に水を入れた数本のペットボトルを用意してあります。 墜落や衝突による第三者への危害も要対策なことですが、火災事故にならない様にすることも忘れてはいけません。 特に自作機を飛ばす人は、肝に銘じてリスク回避を考えましょう。 |
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